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「インナー・チャイルド」を読んだ方の感想

● 本を読み、大変感動を受けました。長い間の自分の苦しみの正体が、今度こそはっきりとわかり、泣けて泣けてしようがありませんでした。苦しみを喜びに変えつつあります。ありがとうございました。まっすぐにこの本に出会えなかった私。でも、それも気付くのに必要な過程だったのかもしれません。苦しんでいる多くの人に、この本を読んで欲しいと思います。

● 「インナー・チャイルド」、本当に良かったです。何か光が見えてくるような気がしたのです。
自分で自分を愛することができず、また、母親を許すことができず、ずっと悩んで生きてきました。

その母を21才の時に亡くし、葛藤の末、ある宗教(キリスト教)に救いを求めてきました。
今もその信仰は続けていますが、自分自身の魂の深い傷は癒えることがありませんでした。どうしても、自分を愛せず、母を許せない、そして、神に愛され許されていることも納得できなかったのです。

かたっぱしから本を読んできたし、精神療法もしました。断食療法や姓名判断で名前も変えたり、座禅ヨガ、自然食内観法、カウンセラー、etc.etc. ・・・それが自他共の救いにつながればといつも漠然と思ってきました。試行錯誤しながらも、もがきながらも生きてきました。

でも、未来に何かいつも夢を描いていたんですよね。それが、松尾様のえがいてらっしゃる学びの楽園GAIAや21世紀の学校づくりにほぼ近いと思います。私も心と体の調和、特に食やアロマ、色、波動、いつも気にしていました。そういうのが好きでしょうがないんです。・・・自分の不思議な世界が呼び起されるものがたくさんあります。

子供心全開で生きたいというのが、私の魂の叫びかもしれません。生きていることと、自分が自分であることが喜びで楽しくて仕方ない、そんな理想のイメージがあるのですが、今、現実は程遠いです。
この辛い思い、苦しい思い、私だけでもうたくさんだし、亡き母ももっと解放して理解してあげたいし、勿論、子供に同じ思いを絶対させたくない。

これから私はどう生きるべきか、その指針を与えて下さいました。
「インナーチャイルド」 私も信じて生きていきます。本当にありがとうございました。

● 私は読書中、これはと思うものをもう一度読み返せるように付箋紙を張り付けておくのですが、最後のページを閉じ、ふと気づくと付箋紙だらけで…(笑)そのまま一冊読み返せばよいのだと思いました。

私は、映画のパンフレットの中でインナーチャイルドという言葉を見聞きしていただけだったのですが、こんなにも深い意味のある素晴らしいものだと初めて知りました。

一気に読む時間を手に入れたくて、久々の3時、4時起きをしてしまいました(続きが読みたくて読みたくて・・・)。
今は、様々な“癒し”の本が出版されていて、私もかなり手にしていますが、(一緒にしては失礼かもしれませんが…) 松尾さんのこの本は、本当にいいですね。心がすっきりしたような気がするのです。色々な方が色々な角度から癒される本だと思います。

松尾さんがこれから活動される母親教室、学校づくりetc.・・・もう考えただけで、私までワクワクしてしまいます!!
いつか何かの形で松尾さんのお力を是非お借りできたら…図々しくも思っています!どうかどうかよろしくお願い致します。お会いできるのを楽しみにしています。

● 「インナー・チャイルド」を読んで、その内容にとても驚きました。
私は、何に対しても無気力、無感動で自己否定ばかりしていて、マイナス思考で、人付き合いも下手なので、本当に心から打ち解けて話をする人もいません。私は今まで自分のことが大嫌いでした。
でも、それ以上に両親のことも大嫌いなのです。
私が小さい頃から、両親はいつも喧嘩ばかりしていて、ののしり合う、手を出す、物を投げつける、壊す、終いには刃物まで持ち出す始末で、むやみやたらと当り散らしたり、ヒステリーを起こしたり、無視、無会話で笑顔なんて全く無い生活でした。
今、私がこんな状態なのも、ハッキリと親の影響が大きいと言えます。

でも、「インナー・チャイルド」に載っていたワークをやってみて、ハッと気が付きました。
父は小さい頃、父親を亡くしていますし、母も小さい頃に両親と離れて祖母に育てられたと聞きました。

私が親に期待して得られなかったことは、そのまま、彼らが親に期待して得られなかったことであり、私を悲しませる親の行為は、彼らの中の深い悲しみや暗い過去の経験から来ているという事に気が付いてしまいました。
それは、私にとってすごいショックであると同時に、すごく哀しいことでもありました。

傷ついた私の子供心が傷を癒してほしくて、私にこの本を選ばせたのだとしたら、この本は私にとって運命的な本です。そして、この本の著者の松尾直子さんという人も、私にとって運命的な人です。

私は今までずっとマイナスの生き方(生きる楽しみや喜びの無い生き方)をしてきましたが、これからは、思いっきりやりたいことをして、楽しんだり喜んだりできる生き方を目指してみようと思います。
ありがとうございました。

● 松尾さんの「インナー・チャイルド」を読み始めて、すぐ手紙を書こうと思いました。
どの章も、どのページも、私の魂を揺さぶるキイワードで埋め尽くされていて、それこそ、“ドキワク” でした。

どんな手段でもいい、楽しむことで大きな意識(宇宙とか、神とか)とつながるって、ステキ。
シアノバクテリアの話、う~んと唸りました。すごいなぁ。「無条件の愛」だなぁ。涙が出るほど、憧れます。

どんな人が書いているのかなぁと後ろの写真を見て、「えへへ」と笑ってしまいました。
なんだか、自分に似た人のように感じたから。同じような波長っていうのでしょうか。
私も一緒に何かしたいです。大阪での活動があれば、教えてください。是非お会いしたいです。きっと、いつか!!

● ご本を拝読させていただき、感銘を受けました。
子どもの頃の自分が、こんなにも楽しみたい心を封印して生きていたのだと、初めて知りました。
また、弟たちも、私以上に凍りついた心で生きてきたのだということがわかりました。
親もまた傷ついたインナーチャイルドであったこともわかりました。
自分のインナーチャイルドを癒し、弟たちも癒せたらいいなと思います。
私は結婚しておりませんが、子どもというものはどのように接すればいいのかということを、自分を通して知ることができたのが非常に大きかったです。ありがとうございました。

● 中学生の時、耳がいくらか聞こえていないと知っていましたが、5年前に、「両耳が生まれつき奇形だった」と初めて知らされ、片耳だけ手術をし、成功率20%の確率で成功しました。

「危険な手術を取りやめることも出来たはずなのに、何故あなたはYesと決めたのですか?」と医師からきかれました。「私には、理解してくれる今の家族がいるから大丈夫!」と答え、自分の決断に驚きました。

そして、数週間で音が音になった時、とってもうるさいんです。
今までどれだけ不自由で、コミュニケーションがとれていなかったのか、それがハッキリした時、それに気づいてくれなかった両親を恨みました。
自分の子供時代を振り返ると、気付いてもらえない仕方ない環境があった事が、ようやくわかったような気がします。

そして、幼い時から、不思議な体験、科学で証明されないような事が私に起きていたのです。
大地の音・・・第6感なのか、予知?思ったことが直感で当たってしまう、声が聞こえる、ゆうれい、虫の知らせなどなど不思議な体験は、耳の不自由な私の原始的な脳が、五感が足りない私に代わりプレゼントしてくれたのだ。「自分を知りたい」という力が、時空を超えて私に伝えていると、直子先生の著書「インナー・チャイルド」を読んで気づきました。

自分の手術した耳は、また音を失う日がやってきます。補聴器は使えません。今までの私は、音を失う日が心配で怖くて焦っていました。

でも、この不思議な大地の音がまたやってくることも楽しく思え、安心して歩いていける、大丈夫と思えるのです。
直子先生に出会えたことで、誰も責めない方法を教えていただき、楽しくなりました。ありがとうございます。

● 色んな心理学関係の本がある中で、とてもわかり易く身近な感じで、ワークも取りかかり易いもので、深い内容を上手に表現していると思いました。本当に生きてきたからには、人生を楽しんで生きることが大切だと思います。
カウンセリングやセラピーに興味があるのですが、重苦しい感じのカウンセリングやセラピーでないものが気軽にできるようであれば、皆、幸せに生きられるのではないかと思います。

● 心に残る言葉がたくさんあり、深く考えさせられると共に、自分にも、失われた子供心を取り戻し新しい生き方を見つけられるかもしれないという明るい気持ちになりました。素晴らしい本をありがとうございました。

● 充実した内容で、とても良い本でした。精神上学の本にありがちなフィーリングのみで、「~しているつもり」で実のない本でなく、経験と知識に裏付けられた本だと思います。
2年前から、チャクラヨガを学んだり、伝導瞑想をしたりしております。「インナー・チャイルド」の内容は、特にワークは私も熟知しており、経験のあるものばかりです。しかし、それを卒業したという訳ではなく、新鮮に読ませていただきました。松尾さんが思いやりのある愛情を持った方であるのが、とても表現されておりました。(活動に)とても興味がありますので、どんな情報でも送付していただけたら幸いです。

● はじめまして。まだ途中ですが、今、「インナー・チャイルド」を読んでいます。
早速、共時性が起こっているんですよ。
まず、松尾さんの本を図書館で見つけ借りる同じ日に、普段はあまり見ない棚で七田眞さんの「右脳で生きるコツ」を見つけ、「インナー・チャイルド」の参考文献に七田眞さんの本があったこと。
それから、南方熊楠が面白いと思ったら、本屋で今まで気づきもしなかった水木しげるさんの「猫楠ー南方熊楠の生涯」という漫画を見つけたのです。すごく嬉しくなりました。
小さい頃から、食べ物ではよくそういった共時性がありました。これからも楽しみです。

読み終えて・・・
すごく植物とお話ししたくなりました。前に花を枯らせてしまったことがあるので、気を取り直して。

他の本でも色んな瞑想法があるので、どれがいいのかわからなくなりますが、太陽瞑想法はやってます。
そうしたら、夢で・・・日の出に起き、太陽瞑想法をやろうとして太陽を見たら、グ~ンと太陽が大きくなって近づいてきたと思ったら、また月が出て、星もたくさん出て、月の右斜め下に惑星があって何だろうと思ったら、その惑星がコンピューターに出てきそうな地球だった…という夢を見ました。(この日は日食があった日だったけど、前の日に、星きれいだなあ…と星を見ながら思いました。)
次の日は、予知能力を持った女の子が2回ほど私を助けてくれた夢を見ました。

この頃、時々ですが、イメージらしきものを見るようになりました。今は白黒です。やってくる気配がするんですね!
でも、どんな意味があるんだろう!?と思います。煙突のある白い洋館や電信柱やヨットです。
それから、白い紙に楕円形がいろいろ書いてあって、それぞれに説明文がついていたのですが、揺れていたので読み取れませんでした。

宮沢賢治さんも山下清さんも大好きなので、嬉しく読みました。
私は小さい頃、風の又三郎になりたかったのです。そして、詩を書いたり、絵を描いたりしていました。ずっと、できたら画家や詩人になりたいなぁと思っていたけれど、美大に行くでもなく具体的なことをせずにいました。

詩かなあ?絵かなあ?両方がいいかなあ?芸術家がいいなぁと思っていたら、ふと、だいぶ前に買った宮沢賢治詩集を読もう!とパッと見たら、そこに、「新たなる詩人よ 雲から光から嵐から 新たな透明なエネルギーを得て人と地球にとるべき形を暗示せよ」という賢治さんの言葉が飛び込んできたのです。
これは!これが、メッセージなのか!と思い、ドキドキしました。

今、自分は何をしたいのか、何になりたいのか、何ができるのか…よくわかりません。でも、心が楽しくなりました。
ありがとうございます。

● 一気に読みました。いや~、おもしろかった!わくわくしなががら読めました。山のように感じたことがたくさんあります。全体的にとても共感できました。

ぼく自身が今まで学んできたこと、通りぬけてきた過程、感じてきたこと、それを体系的に、そしてもっと深く広くまとめてあると同時に、知らなかったことがいろいろとあって、ほんとにおもしろかったです。
そうだね、うん、そうだよ、それ分かる分かる、といった感じで読みました。

子供のテレパシー、透視能力、スプーン曲げ、現代科学では説明不可能なことのように思えても、ぼくには素直に認められる現象です。
テレパシーとまでいかなくてもそれに近いようなことは日常的にもよくありますね。
何となく、あの人は今こんなことを言ってるな、といったのがピンときたりなど。

スプーン曲げ、あれはすごいですよね。あれは、明らかに人為的に曲げたものではないでしょう。

今現在、会社で金属(主にステンレス)を扱っていて、実際に割れた金属の面(破面)を見ることも多いです。
普通、金属は強引に何回も曲げたり折ったりすると、硬くなってあるときポキっと割れます。
スプーン曲げのような金属の曲がり方は現代の金属学では全く説明できないです。
でも、最新の現代物理学と意識の世界の法則を知っていれば説明できる。

松尾さんも書いて下さっていたように、どんな物にも固有の意識、波動がありますね。
要は、その波動に意識を合わせて、波動を変えれば自由に動く。
きっと子供は、スプーンの本質と会話しているのかもしれないですね。
スプーンに意識の焦点を合わせれば、いくらでも自由に動く。

人も同じですね。人を強引に変えようと思っても、返って反発がくるだけだし、無駄な力を使って疲れてしまうだけなんだけど、その人に共感し、その人の魂の意識に合わせると、自由に自然と変化していきますね。そして、力もほとんどいらない。スプーンも、人も、意識の性質、波動の性質といった点では同じですね。

意識に何の曇りもなければ、対象となる物の意識がそのまま自分の意識に鏡のように映って、全てが分かるだろうし、それは距離や時間には関係ないんでしょうね。過去も現在も未来も、そして例え、地球の裏側であろうと、遠い惑星であろうと。あるいは、高性能な電子顕微鏡で見えないミクロなものでさえも。

ぼくが数年前、ある瞑想教室に通っていた際、そこの先生が、「瞑想で深く深く入っていった時、宇宙の起源が見えたのよ。そこはね、波打つ光りのエネルギーだったの。そのエネルギーを作っているものは、極々小さい粒子だったの」と言っていたのを思い出します。
その先生は、過酷な修行をしたわけでもなく、いつのまにかチャクラが見え、チャクラを見るのをやめて意識をもっと大きくしたら、宇宙の起源にまで意識がいったようです。
子供の詩にもありましたが、その先生も、地球が悲しんでいるとか、地球が怒っている、といったことを瞑想で感じていたようです。

これとあれが違う、あの場所は遠い、といったのは、全て私達の意識が勝手に分けたものなのでしょう。

進化の過程の中で、分離に分離を重ね(遺伝子を持った細胞が細胞分裂を何回も重ねながら自分の体を作るように。あるいはビックバンによって、最初は1つのエネルギーだったものが分裂に分裂を重ねて様々な物質となり、惑星となり、さらに、その惑星に様々な物質や生物が生まれるように。)、細分化に細分化を重ねてきました。

人間も同じ。私とあなた、といった違いをより際立たせ、自分といった個性を確立し、その個性同士が競争してきました。

学問も細分化に細分化を重ねてきました。学校も、小学校、中学校、高校、大学、大学院といくにつれて、より専門的、より細分化されていきます。

中学の理科は、物理、化学、生物、地学、天文学、鉱物学、地質学のさわりをやり、高校になると、それらの内から2つを選択し、大学になると、さらに1つに絞ります。
研究室に配属される時は、同じ物理学が、ある研究室では金属の電子を扱うところ、別の研究室ではX線、さらに別の研究室では素粒子、と細分化され、大学院にいくと同じX線でも、ある研究室ではX線のAといった波長の実験装置を作り、別の研究室ではBといった波長のX線のシュミレーションをし、と細分化されていきます。

思想もそうですね。イエスが説いた教えがいつのまにか、様々な宗派のキリスト教になりました。仏陀の教えが、いつのまにか様々な宗派になりました。

同じ地球も、違いによって、世界百数十カ国に分かれました。そして、思想の違い、習慣の違い、歴史的背景の違いによって争うようにもなりました。

この細分化をより体系的に、哲学的にしたのが、今から300年ほど前のデカルトで、精神と物質を分離し、人間を機械の集まりのようにとらえるといった還元主義を作り、それをニュートンが微分積分を発明して数学的に体系化し、その思想が今だに科学、医学、経済、その他様々な分野の根底になっています。

でも、今現在は、量子力学、素粒子論の登場によって、今までの科学観、世界観が根底から変わり、松尾さんも書いて下さっているように、全てはつながっているといったことが、現代物理学で証明されましたね。
それと同時に、細分化による進化が、今は統合による進化へと方向を変え始めました。

細分化もそれはそれで役に立つけど、全体を見失い、違いばかりに目が行って、頭を左脳的なものにし、直観力を失わせてしまうのかもしれないですね。
子供のような素直でオープンに開かれた意識、これが全てを統一する鍵になるんでしょうね。

子供が見せる、スプーン曲げや透視能力、テレパシーのような能力は、大人になるにつれ失われていき、大人になると、訓練によって取り戻そうとしますね。

訓練によって余計なものを取り除いていく。付け加えるのではなく、そぎ落とす。
意識して思考を働かせることも、思考を眠らせることもどちらもできるようになるのでしょう。
左脳と右脳のバランスを大人になって訓練するのでしょうか。

「子供心を開いて生きるコツ」、といった章、今までぼく自身がいろいろなセミナーや瞑想でやってきたプロセス、そこで出会った気づきが体系的に、さらにまだ知らなかった気づきがもっと深く記してあり、なんだか、今までのぼく自身の歩みを見ているかのようでとてもよかったです。そして、これから進む際の道しるべともなるヒントもいくつかあってほんとによかったです。

家族の中でつくられる人生の青写真といった章、今までかなりやってきたワーク、あるいは日常で自分自身を振り返る際の土台でした。

「子供心パワーは何故しぼんでしまうのか」、といった章、ほんとよく分かりました。まさしく、同じようなことを体験し気づき、ある程度抜け出してきました。

植物の話もおもしろかったです。すごいですね。植物の意識って。ほんとに純粋ですね。

インナーチャイルド、という本、ほんとにわくわくしながら、いろいろな気づきもたくさんあり、過去の整理にもつながり、未来への道しるべのような個所もあって、ほんとに良かったです。


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