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『より良い親子関係講座』参加者の感想

● 目からウロコでした。親子関係において、常に親からの目線でしか考えていなかった自分に気づかされ、子供の視点に立って考えた時の驚きはとても新鮮でした。子育ての中でとても大事なもの、制限と自由、勇気づけ、責任感などを学べてとても良かったです。これは子育てだけでなく全ての人間間のコミュニケーションに使える内容で、どんな人にもきっと役立つと思います。このことを沢山の人が学べば、きっと色々解決できることがあると確信しています。多くの方、特に先生などに学んでもらいたいと思います。私はこれからAPの講師を目指し、皆さんに伝えていく事を決めました。素晴らしい先生、一緒に講座を受講した皆さんに感謝しています。ありがとうございました。

● 受講前は子供達が台風で、毎日が嵐の中にいるような心境でしたが、
今では、自分の気持ちを伝えること、気持ちを素直に受け取ることができるようになって、親子関係に限らず、あらゆる場面でのコミュニケーションが
スムーズになりました。そして子供達は自分の成長のヒントを映す鏡のような存在になりました。これからも一緒に自分も育っていきたいと思います。

● 私はこの「より良い親子関係講座」で、今までの子育てを大きく変える目からウロコの考え方をいくつも学ぶことができました。その中でも特に印象深かったのが次の2つです。

①子供を尊重すること
今まで私は、いかに親の言うことを聞く子に育てるか。または、親の言うことを聞く子がいい子であると考えていたような気がします。
でもそれは、親の都合であって、子供の考えていることとは大きくかけ離れている事だってあるし、子供も一人の人間として子供なりに沢山のことを考えていて、感じているんですね。それを親の価値観で、「良い」・「悪い」に分類して、頭ごなしに「○○しなさい」とか「○○はダメ」とか、言ってしまうのは、子供の考える力を奪ってしまうだけではなく、存在自体を認めてあげないことになってしまうのではないかと考えるようになりました。
「子供の話を聞くこと」=「わがままを聞くこと」のように思っていましたが、「子供の話を聞かないこと」=「親のわがままをきかせること」だったのかなとも思いました。
親は偉いから、子供に何をしても良いわけではなく、常に子供はどう思っているのかを考え、子供の思いを大切にしていこうと思いました。

②自分の人生を生きること
この講座は、子育てに関する講座でありましたが、同時に私自身、自分とは何かを見つめなおすとてもいい機会になりました。
いつも自分の嫌なところばかりを見つけて、不安で自信がなくて、こんな自分が嫌で、変わらなくちゃとばかり考えていて、でも変われなくて苦しくて・・・の繰り返しでしたが、でもそんな自分も自分なのだと認めてあげる事ができるようになりました。
子供の頃の自分に手紙を書いた宿題がきっかけです。
心の奥底に眠っていた思いを感じることで、今の自分と過去が結びついて、心のモヤモヤがすーっと消えていくのを感じました。
変えようと思っても変えられなかったことが、変わろうと思わなくても自然に変わってきたような気がします。

子供に対しても、今までただイライラして怒ってしまっていたのが、自分の思いを認めることで、子供の思いも自然に受け入れられるようになりました。

「こういう風に考えてはいけない」とか、「こんなこと思っちゃいけない」ではなく、本当の自分の思いを感じることで子育ても親の介護も、その他の人間関係も、偽善ではなく、「やらなくちゃいけないからやる」でもなく、「自分で選択してやるんだ」と意識してできるようになって、イライラしていたことが、無理なく自然にできるようになりました。

そうしていくうちに、だんだん子供と一緒にいるのがそれだけで楽しくなって、もっともっとかわいく思えて・・・。
最近では、自分の気持ちを抑えてしまいがちな長男も、少しずつですが言葉にして伝えられるようになったこと、ギュッと抱きしめてくれること、泣いている弟に優しい声をかけてあげられるようになったこと、毎日の生活の中で驚きがいっぱいです。

自分で選択して自分の人生を生きること、それは、本当に心から人を愛することができる土台になること、だったんですね。

私は小学校の教師になりたいと思っている理由は、子供たちの固定概念が少ないうちに、自由で柔軟な考え、発想を引き出して、限りない将来の大きな可能性や希望を広げてあげたいと願っているからです。
子供を尊重し、自分自身の思いも大切にすることで、子供たちの未来を希望に満ちたものにするサポートができたらいいなと思い、そのための一歩を踏み出して、大学での勉強を始めることができたのも、この講座の
おかげです。本当にありがとうございました。

● 全体を振り返ってみて、一番印象に残ったのは、4つ。
1つ目は、、、、
とにかく"人の気持ち"という、とてもあやふやでつかみにくく千差万別の議題を、これだけわかりやすく、まとまっている講座ってすごいなぁ、、、と思いました。(それも、親子関係、子育てとなってくると、なおさら、難しい議題だと思うのに)

表面的には皆違うようですが、実は、皆似たような欲求を持っていて、似たような落とし穴にはまってしまっていたり、人の心にも"ツボ"のようなものがあって、そこを押さえれば、十分、実践活用できるものなんだなと…。
(自分も渦中に入ってしまうと客観的に見れず、難しく感じることはあるとは思いますが)

どうしても、表面的・短期的(長い目で見れない)なところばかりに目がいって、その表面下にあるところ(特に感情)まで見る習慣もなかったので、それを知ることができたことは、すっごーーーーーーい収穫だったと思います。

2つ目は、、、、
APはアメリカ発の講座ということで、時々、ちょっとカルチャーショックを感じることもあり、"当たり前"と思っていた部分が実はそうではなかったり、考えさせられました。
特に"癒着"しがちな自分としては、とても刺激になり、参考になりました。

3つ目は、、、
子育てはどうしても、「どう子供を育てるか、しつけるか、教育するか」となりがちですが、
『親(自分)が変わる、親(自分)がやる』ことの大切さを改めて思わされました。
これは絶対忘れたくないと思いました。相手ではなく、自分から。
子育てを通して、自分育てができることに、とても嬉しく感じました。

4つ目は、、、、
「民主的」という言葉の本当の意味を教えてもらえたことです。
ほかにも「責任」という言葉もそうでした。「自由」もそうでした。
「選択」とか、「自信」とか、「感情」と「考え」は違うこと、とか、、、今までよく使ってきた言葉でしたが、よくわかってないままに使ってきたことを知りました。

他にもいろいろ得たものはたくさんありました。
私自身、今、子供と一緒の年齢になって、子供と一緒に1から自分を育てて、自分で選び、自分の力で乗り越えてまた助けをかりながら、自分の人生を歩くぞ~! 
誰の言いなりになるでもなく、あきらめず、転んでもまたチャレンジして、死ぬときに「あー!楽しかった!」と笑ってバイバイするぞ~!
これから、また自分の未来がどうなるのか、とても楽しみになりました。

このAP講座も、松尾さんだからこその要素も満載!!!で、松尾さんのお話はとてもわかりやすく(ホントにすごいわかりやすかったです!)、聞き取りやすく、なんだかすーっと耳から心の方に入ってきて、また過去のお仕事や、ご自分の子育ての経験などからの話もちらっと織り交ぜてのお話は、とても説得感があり聞いていてとても気持ちよく、楽しかった!です。
(押しつけもなく、、、うーん、、、すごいプロだなぁ、、、なんて感心しておりました。なんて、生意気ですが、、、、

● 私には子どもがおりませんが、自分探しと自分育てのために受講しました。

私は幼児期に母を亡くしました。
母の生前はAPのような民主的子育てで、母の死後は独裁的子育てで育てられました。

母の死じたい、ひきとられた家での暴力的な環境じたいが心の傷になりましたが、父がその家の側につき、それまでの私の人格も生き方も否定したこと、育児放棄したことに大きな心の傷を負い、これまでの時間のほとんどを心の傷の後遺症(PTSD)の回復作業に使って、結婚生活もうまくいかない、不本意な人生を送ってきました。

○「元の自分を取り戻したい」
○「子どものいる生活をイメージして、子どもをもつことの不安をなくしたい」
○「社会とつながりたい」
という希望からAPとハートケアレッスンを同時受講して、希望は叶いました。

思いがけない贈り物を受け取った感じがしたのは、
○「夫と安心して穏やかに仲良く暮らしたい」というAPでは特に期待していなかった願いに関して。
独裁的子育てのみで育てられた夫の「言動と気持ちの関わり」を、私が理解して想像できるようになったこと、
私が、民主的子育てで育てられた部分を理解して説明できるようになったこと、
そのうえで、AP講座で学んだ方法を使ってコミュニケーションをとれるようになってきたことです。

わからなくなってしまっていた元の自分を取り戻し、私の中にある民主的子育てと独裁的子育ての方法を自分の経験として理解し受け入れることで、人間関係に不安がなくなり、心の傷の後遺症はあっても、自分は自分らしさを活かして生き生きと楽しく生きられるんだ、という確信をもつことができました。
そして、夫婦が楽しくコミュニケーションをとって生活しているところに子供が生まれるのだと。

APで学んだことは、私が幼児期に途中で終えなければならなかった教育の続きであり、私の人格の損なわれた部分を修正し補うことであり、夫婦間のよりよいコミュニケーション方法を身につけることであり、私が新たに社会に出るための学習であり、そして、子どもを授かるための準備であり、私にとって、全てが大変役に立つ大事なものでした。
受講して本当に良かったです。もっと早く受けたかったくらいです。

とにかく毎回、特に最初の頃に、フラッシュバックがドカンドカン爆発するみたいに起きて大変でした。直子さん、夫、友人たち、セミナーでご一緒の皆さんのお力を借りながら、何とかひとつひとつに対処して続ける事ができたうえ、自分の抱えていた問題もほぼ解決に向かい、未来に大きな希望ができたので、本当に有り難いと思います。ありがとうございます。

● 子供の心に寄り添い、真剣に話を聴き、感情的にならず、言葉に気をつける事。感情的にならないよう心に余裕を持つには、母自身がハッピーであること。 子供の好きを伸ばし、個性大切にすること…

大人になり親にはなったけれど、未だ「自分」が確立できていない人や子育てに自信が持てずにいる人には、特にとても役立つ体系的な子育て術だと思いました。

情報は体感し実践して初めて身になるものですが、APの方法は実践しやすく、又、子育て真っ最中であるからこそ、すぐにその手応え、変化を感じる事が出来ました。

親のあり方・接し方が、その後の子供の人生パターンにどんな風にどれ位影響するのかという事、この世の中であるからこそ、より良い親子関係を築くためのエッセンスを積極的に学ぶことは、非常に重要で大切なことだと再認識しました。

受講を決めた時から考えていましたが、将来APを広めていく活動に私自身も携わりたいと思っています。

● 子供をみる、子供の気持ちをみてあげる、心も健康でいさせてあげたいと思って、受講させていただきました。
子供の気持ちと、親の気持ちの整理も大事だとわかりました。
親子の絆、仲の良さ、信頼関係は、日々の積み重ね、問題をお互いに乗り越えて出来ていくものなんですね。 これから3人で生きていくのが、楽しみです。

● セミナーの内容では、"リーダー(サポーター)"という言葉と"バランス"という言葉がキーワードではなかったかなと思います。"リーダー(サポーター)"、テキストの内容が全てこの言葉に集約されるのではないかと感じました。干渉もしないが尊敬はするというニュアンスがある言葉です。

"バランス"、子育ての中のバランス、の意味ですが、何よりも子供と向き合うことが前提だと思います。
心と心においても、物理的な時間においても、です。これができていないと、年齢に合ったコミュニケーションもできないし、年齢に合ったしつけもできません。
子育ては自然の一部、特別なことではありません。日々の選択=自分の人生。バランスをどう作るかは、自分がどうありたいのか。自分で考えること。人に教わるものではないと思います。そのためにも、子供と向き合うことが最も大切なことだと思います。

幸い私は、周りのサポート、子供の穏やかな性格、そして私の前向きでずうずうしい性格などのおかげで、辛い思いをすることなく楽しい毎日を送っています。
母親になったからといって、特別何かをすることはありません。自覚と責任を再認識するだけです。
どのような環境になろうと、私のオリジナルの人生が進んでいくだけです。そんな毎日を過ごしていけることにわくわくします。

このセミナーは内容においてだけでなく、松尾さんのお人柄があって、内容の濃い、有意義なものになったと思っています。いつも真剣に、優しさを持って、ご自身も力強く生きている様がこちらに伝わり、より充実したセミナーになりました。ありがとうございました。健康に気をつけて、今後のご活躍も応援しています。

● “親と子供は同じ人間で、親の方が偉いということではなく、お互いに尊重し合う関係である”ということが、とても印象的な先生の言葉でした。親子関係はその子の人生にとても影響を与えることがわかり、親の責任を改めて感じると共に、 子育てを通して、自分も子供も成長できればと思います。

● 親子講座を受けて、子供に対する考え方・接し方が変わり、良い方向へ進んでいます。困った時は立ち止まって、どうすればよいかを判断できるようになり、感謝しています。他の人の意見もきけて、とても参考になりました。

● 1人で本を読んでいるだけではなかなか吸収できないことも、宿題や他の受講生の方たちのお話などを通して理解を深めることができて、とても楽しく学ばせていただきました。

● 実践的な講座と、先生が丁寧に個別ケースを話してくださり、とても有意義でありがたかったです。他の皆さんの子育ても、とても参考になりました。本当にありがとうございました。

● APの視点を教わって、自分の立ち位置が明確になり、今まで迷ってばかりいた子育てが楽しめそうな気がしています。子供の気持ちを大事にして、聴くところから、(出来そうなところから)とにかく実践してみます。

● 私は、自分の中がガラガラ崩れて再生しなきゃ、という感じで、カウンセリングに続き2回目の大化の改新、というくらいのインパクトでした。
他の受講生の方が、「自分が溶けそうで怖い」という表現をされた場面がありましたが、今私は、自分のあり方、表現の仕方等々、考えること、思い起こしてみることが満載で、ちょっと立ち止まっています。
集中的に受けたカウンセリングで、目からウロコが何度も落ち、頭の中で鐘が何度も鳴ったのに、まだまだ分かっていない事だらけ。そんな自分を再認識できて、正直ちょっと苦しいけれど、APはとても意味のある講座でした。
他の仲間と一緒に参加できて、共有し、感じ合えることが多く、より深い内容になったと感じます。

分かってはいたけれど、私は皆さんと同様に息子君を深く深く愛している事を改めて感じました。と同時に、戻せない時を悔やんでしまう気持ちはなかなか消せないけれど、その長い時間が無駄にならないよう、今のこのグチャグチャな気持ちをしっかり感じ、受けとめ、未来につなげなきゃ、と思います。
受講生仲間同士、お互いに励まし合いながら、本来の自分に戻って行きましょう!
直ちゃん、フォローアップをよろしくお願いします。